短焦点レンズで8500系スナップ撮影



写真アルバムを覗いていると、短焦点レンズで撮影した8500系の各部画像が出てきました。
なかなか面白い写真だったので、一部ではありますが紹介したいと思います。



AI AF Nikkor 50mm f/1.4Dという1995年発売(出典: ネット)の単焦点レンズです。絞り開放ですと解像が甘いので1-2段ほど落として撮っています。
輪郭のキレのようなものは期待できませんが、ふんわり柔らかな解像が特徴です。



区間はどこだったか忘れてしまいましたが、遠くに吸い込まれていくような不思議な写真が撮れました。f/1.6ですので、うす暗い車内でも十分に解像してくれます。こうやって見ると、幅広貫通路特有の解放感を感じますね。
被写体は引退前々日の8630F。これが最後の乗車になるだろう、とかみしめながらカメラを握りました。
なお、結局この翌日も乗りに行きました(笑)



折り返しの中央林間での撮影です。赤座席なのが残念ですが、8500系更新車の車内の雰囲気は伝わってくるでしょうか。
相方のデハ8630が搬出され、恩田で生死を彷徨っている(?)デハ8530ですが、どこかに保存されることを期待しています。

(2024.1.6追記)デハ8530は調布市にある精神科病院に売却され、閑静な住宅街の中にひっそり佇んでいるそうです。時間があるときに訪れてみようかと思います。(笑)



デハ8749の車端部座席。下り寄りは優先席に指定されておらず、よく狙って(特に消火器箱の真横に)座っていました。ここは赤座席化も免れたのもポイント高かったですね。
ちょっと思い出の座席…みたいな感じのボケ具合を狙ってみました。



サハ8959から見たデハ8873の増設貫通扉。
8500系はやはりこの内装(特にモケット)じゃないと!なんて言ったら、年配の方から叱られそうですが、私の中での8500系は絶対にこれです。



中央林間の折り返し時間で少しおふざけ。あまりボケを活かせていませんが、誰も乗っていなかったので撮影してみました。コルゲートは知り合いが持ってきてくれました。
東急クマの視線を感じましたが、気にしないことにしましょう(笑)


…ということで、備忘録的な内容でした!

(2022.8.7)
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