鉄コレ小湊鉄道キハ200の軽加工



先日めでたく我が鉄道に入線した、鉄コレの小湊鉄道キハ200(2012年モデル)。
とても鉄コレとは思えない造形で、安く手に入れることができ大変満足なのですが、どうしても連結器周りのスカスカ感が目についてしまいます。
そこで、増解結が多いことも考慮してTNカプラー化することにしました。

ですが、単にTNカプラーと言っても種類がありすぎて、どれを選べばいいのかわからない…
特に気動車をほとんど所有していない当方は、気動車の連結器に関する知識もありません。

そこで、ネットで調べてみたところ、キハ200には自連の下に2本のホースが伸びていること、そしてそれに近い見た目なのがJC6377だということが分かり、早速購入してみました。


購入したJC6377。品番がやたら多様化しているTNカプラーですが、商品名はどれも似通っていて全く情報として仕事をなしていないので、TOMIXさんどうにかしてください(笑)
どうやらJC6377は、キハ183用のようです。


残念ながら、そのままでは装着できません。
JC6377は、セット販売がされているノーマルTNカプラーやその他多くのTNカプラーよりもカプラーベースが長く、この部分が床板に引っかかってしまうのです。


そこで、前から2つ目と3つ目の孔の間でがっつりカプラーベースを切ってしまいます。
切り欠き方は適当です(汗)

これで装着できるかなと思いましたが、まだ何か違和感が…
どうも胴受けが車体から隔たっており、連結器が下の方にあって不格好なのです。


その犯人はカプラーではなく床板でした。
鉄コレの気動車はエンジン表現などの影響で床板に新しい型が起こされていますが、なぜかダミーカプラー用の孔周囲が一段高くなっており、折角TNカプラー用に一段下げられたスペースを完全に侵しています。
そして案の定、これがTNカプラーと思いっきり干渉してしまうのです。
カプラーポケットがあるのに装着できないTNカプラーとは…


ということでこちらもがっつり削ってしまいます。


ようやくカプラーを換装し、連結器の立体感が目立つ斜め上から眺めてみましたが、これは、ヨイ…!
当記事のトップ画像には無かったもっさり感が追加されているのがお判りでしょうか。


というわけで、交換前(左)と交換後(右)の並びを。

車両全体から見れば、連結器はどちらかというと地味な要素に分類される気がしますが、たった連結器1つでこれだけ印象が変わるのですから不思議なものですね。
まだまだ随所弄ればかっこよく化けそうなので、じっくり煮詰めていきたいと思います(笑)

(2023.7.1)